<大分 ほんだバラ香園 >ローズウォーターに陶酔
みなさま。
薔薇は好きですか?
そして最近薔薇の匂いを感じてますか?
先日、大分での仕事の帰りに、杵築市にある
ほんだバラ香園さんにおじゃましました。
知り合いがここの薔薇の苗のオーナーをされていて
絶対におススメ!!と以前より言われていた場所でした。
ずっとずっと楽しみにしていましたが予想以上に
楽しい場所でした。
一番の感動はこのローズウォーター。
薔薇の花びらをそのまま水にいれただけ。
イブピアッチェという香りが良い品種の薔薇だからこそ
出来る、日本ではめずらしいものをいただきました。
その日の天候は曇でしたが、これを飲んだ途端に視界が
わーっと晴れたような気分に。快晴、快晴。
その香りと味を表現するとしたら、
香りは薔薇の優美さがたっぷり。しかし重くない、甘くない、
クール感がある。
味は完熟手前の桃のような新鮮な味。
しかし、青臭くない、甘さが立たない。
こちらが農園です。
黄色の花ほど香りが高い、水栽培で25度が最適、
春の薔薇、秋の薔薇と薔薇には2回開花時期がある・・・
などなど、基本中の基本を薔薇博士と呼ばれる農園の方から
解説を受けて来ました。
このローズ色はまさしくローズです。
花の色をじっくり見ていたら、化粧品の商品開発をしていた頃を
思い出しました。
あの頃は、色の表現に苦労していました・・・
口紅にはローズ系、ピンク系などという色のジャンル分けが
ありますが、色の領域は各メーカーが決めているのです。
そのため、時代によってその色領域も違ってくるのでした。
消費者の空気感がそれを決めている・・・ようなものです。
あーー真面目な私、理屈屋の私が出てしまいました。
飛行機に載せて、自宅に持ち帰っても、こんなに元気です。
お風呂に浮かべてローズバスにしました。
やはり、こちらでは薔薇のアイスクリームも作っていまして、
それに薔薇ジャム、薔薇塩をかけていただきました。
うーーーん、味よりもこのプレートのプレゼンテーションが
ちょっと、センス的にモリモリでしたね。
木のシンプルなプレートに銀のスプーンが良かったかもです。
まあ、それはそれで・・・
こんな時間を作ってくれたみなさまに感謝です。
そうそう、薔薇水(ローズウォーター)は
ここでしか飲めません。
移動すると花びらがダメになるそうです。
是非、大分に足を運んでください。