サポートデザイナー mu’s blog

美容系の仕事について35年以上。美容の源は健康と気づき、食とほほえみについて綴ります。

<甘酒 試行錯誤の日々> 最近やっとポイントがつかめた

こんにちは。

 

甘酒を手作りしてますか?

 

最近、コンビニでもスパーでも甘酒が大人気のようですが

私もここ数ヶ月、甘酒作りをやっています。

もう、何回作ったことでしょうか? 

麹屋さんの女将さんから教えてもらったり、ネットを見たり

発酵の専門家から聞いたり、、、いろいろ試しました。

が、何回作っても思うような味にはならず

飽きてしまい、無理矢理飲むことを繰り返して来ました。

 

そこで、いちばん大事なことに気が付きました。

 

それは、甘酒の理想を決めること。

 

理想の甘さ、形状、飲む温度です。

 

何しろ、手作りって、ある意味適当です。

教えてくれる方も、ネットも、そこそこ「甘酒」であれば

大丈夫と思っているようです。

 

*私の理想は*

甘さ:喉にどっしりくる、しかし後味の良いでんぷん質独特の甘さ

形状:お米の粒感が少ない。しかし、少しは粒が感じられる→ミキサーにはかけない

温度:基本的には冷蔵庫で保管し、飲む際には、熱湯と甘酒を1対3くらいで割り

   ぬるめの人肌くらいで飲む

 

この理想を決めないと、つまり仕上がりをしっかりイメージしないと、作り方とのミスマッチが起きるのです!!

 

理想の甘酒の作り方

おかゆ  1合分を5分かゆくらいに炊く(どろどろで粒がほとんどない)

・米麹   200ℊ

・天然塩  二つまみ

 

①炊飯器でおかゆを炊く

 粒がなくなるくらいどろどろに炊くとその後の仕上がりもどろどろに

 

②スイッチを切り、おかゆを冷ます(60度くらいまで)

  →思ったよりも熱めの温度です

 蓋を開けてかき混ぜ、10分くらい放置すると60度くらいです(夏以外)

 

③米麹を入れて良く混ぜる

 水分が足りないようならば、水を足す

 

④炊飯器の保温で10時間~12時間(60度でキープ)

 ・蓋はしないで、ぬれふきんをかける(ふきんが乾いたら濡らす)

 ・時々かき混ぜる(表面が黄みになってくる)

 

⑤味見をして甘さがしっかり出ていたらスイッチを切る

 

⑥塩を入れてかき混ぜる

 

⑦ペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保存

 1週間くらいは持つ

 

⑧熱湯で割って、少し温めて飲む(火にはかけない→麹菌の保有のため)

 

ウチには、ヨーグルトメーカーがあります。

ネットでもお店でも、「ヨーグルトメーカーを持っています」と

いうと、「あ、それなら簡単よ」と言われ、毎回ヨーグルトメーカーで

作って来ました。

しかし、ヨーグルトメーカーでは、容器が筒状のため、途中のかき混ぜが

やりにくいのと、容器内に空気があまり循環しないためなのか、

米の粒感がそのまま残り、更に甘さも少なく、

なんだかおかゆを飲んでいるような味になります。

 

それが好きなら良いのですが、、、、

毎日飲むには飽きます。

ケーキ作りやヨーグルトに甘味として使うくらいの甘さを

出すにはやはり、炊飯器が一番おいしくできます。

 

炊飯器で作ると、かき混ぜることで、粒感がなくなるのと、水分が揮発して

糖化が起こりやすいのではないかと思います。

 

夜に、セットをして、寝る前にかき混ぜ、朝には完成。。。

 

このやり方で、実は簡単に理想の(私の)甘酒になります。

 

お試しください。