サポートデザイナー mu’s blog

美容系の仕事について35年以上。美容の源は健康と気づき、食とほほえみについて綴ります。

<虎屋 特別注文品 赤飯 蓬が嶋> 老舗の粋

こんにちは。

 

昨日は母を超越するくらいお世話になっている伯母の

80歳(傘寿)の誕生日でした。

 

そこで、虎屋さんの特別注文品の赤飯と蓬が嶋(饅頭の中に更に5個の饅頭が入っているもの)を送りました。

www.toraya-group.co.jp

 

5日前に店舗での予約をして、当日に取りに行くというシステムで

通販とは無縁の老舗の大事な取引でした。

 

今回は東京駅すぐのステーションホテル内にある

TORAYA カフェの売店で5日前に注文し、昨日午後に引き取りに

行きました。

 

みなさん、虎屋さんの赤飯を食べたことはありますか?

羊羹はあっても、赤飯はないですよね?

赤飯は、予約のみの販売ですから、ほとんど食べていないはずです。

 

私は数年前にたまたま、雪の日に日本橋の店舗に行った際に

その日だけ特別に一般販売の赤飯があったので、即購入したところ

「え?この色って?」と驚いて以来、

「いつかこれを注文したい」とずっと思っていました。

長年待って、昨日、やっと理由がつけられる日が来ました。

 

いったい何が違うかと言うと、

赤飯は、もちろん 赤色のご飯  ですが。。。

その色がすごく彩度が高く、小豆色が強いのです。

通常は、ささげ豆を使用するのが業界のやり方なそうですが

虎屋さんは小豆をたっぷり使い、その煮汁を濃くしっかり煮詰めて

赤飯に浸透させているのでした。

 

味も抜群です。

もち米と豆のハーモニーが赤飯というよりも

おいしいご飯の感覚です。

 

そしてそして、、、蓬が嶋!!

こちらは伯母にお渡ししたため、、、

食べていません。

 

が、山芋が効いた、しっとりした皮と

上品なあんこで、満足だったそうです。

 

この蓬が嶋はサイズがいろいろで、

一番大きいのは、神社の鏡餅くらいの特大があります。

 

中の饅頭は、奇数ですから5個~7個。

 

何よりもうれしいのは、包装とのしの重厚感。

 

老舗は、なんとも 粋 な包装です。

 

紙と木だけ。

袋もプラスチックはなし。

 

過剰包装を嫌う時代ではありますが

やはりお祝いには、それにふさわしい包装が

気持ちも上がると思います。

 

晴れの日には、のしも包装もきちんと。

日常(け)では、質素かつ丁寧に。

 

虎屋さんは店員さんもきちんと教育されていて

「傘寿ですと80才ですがよろしいですか?」

「内熨斗(のし)が正式ですが大丈夫ですか?」

など、きちんと説明をしてくれました。

 

私も早くこれでお祝いをしたい!!しかし、そんな歳にはまだ先、、、

と考えたのですが、、、あ、還暦が意外にすぐだわ。。。

と考えながら、寒風を帰宅した日でした。