サポートデザイナー mu’s blog

美容系の仕事について35年以上。美容の源は健康と気づき、食とほほえみについて綴ります。

<梅干し コレクション> 全国の家庭的な梅干しを集めました

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梅干しに魅せられて、、、10年くらいでしょうか?

毎年、毎年試行錯誤を繰り返して、、、最近やっと

自分の好みがわかってきました。

 

元々は、子供の頃から、漬物が苦手でした。

お寿司のガリ、ザワークラウトは好きでしたが

たくわん、浅漬け、キュウリ、ナスの漬物は何があっても

口には出来ずにいます。

 

しかし、梅干しだけは、大好きです。

しかも、かつおや甘味のものではなく、純粋に漬けた梅干しのみ。

 

おばあちゃんの味のものです。

 

おばあちゃんと言っても、私の岩手の祖母らは梅干しを

作ってはいませんでした。なぜかは不明です。(商売をしていたから?)

一般的なおばあちゃんの味。

そう、梅と塩と紫蘇だけで仕込んだもの。

 

最近、梅干しに魅せられたことにより、各地の家庭的な梅干しを集めています。

(画像はほんの一部です)

 

仕事で各地の農家さんに行くことが多くなり

ついつい、「梅干しって作っていますか?」と質問をして

「お宅はどんな作り方ですか?・・・」と言うと、みなさん

塩分の割合や土用干しなどの談義が始まります。

すると、、、自然に「少し持って行く?」と有難く分けていただいたりして来たもの。

 

右端の小梅は、鳥取のKさんご自慢で20年は経過した

とてもとても貴重なもの。(梅干しは何年でも保存が効き、長いものほど効能がある)

 

右上の袋入りは大分のNさんの塩分8%(通常は13~18%)のもの。

(酢で梅酢を引き出す方法とのこと)

 

シールが貼ってあるのは、産直で手作りとして売っていた

地元の農家さんやNPOのもの。

中には、和食が美味しかった料理屋さんの梅を

分けていただいたものもあります。

 

奈良、大分、鳥取、千葉、栃木、岩手、それぞれの地域の梅をそれぞれの家庭で

仕込んだものを今度開催の梅干しのワークショップで試食をしてもらい

自分の好みを選んでもらうつもりです。

 

漬物が苦手な私が、なぜか梅干し作りにハマり、

毎年毎年、その年の青梅の出来や、土用干しの天気、

紫蘇の配合と格闘しながら、常に追求して来た「梅干し」について

愉しんで体験していただく予定です。

 

すぐに結果が出ない料理、失敗しても翌年まで待たないと

リベンジが出来ない料理。

 

それが本当に、どきどきで楽しいのです。