<映画 ターシャ テューダー 静かな水の物語>スティールという言葉の意味
久しぶりに映画を観ました。
昨日は御茶ノ水で人間ドックだったのですが、9時10分には終了し、
14時半の打ち合わせまでの時間を自宅に一度帰宅するか
どこかで時間を潰そうかと考えていたところ、最近
映画を観ていないことに気が付き、必死に探したら、
そうそう、これを観ないと行けない!と思い立ちました。
それは、絵本作家でガーデニングの達人でもある
ターシャ テュ―ダー
9年前に92才で永眠されたアメリカの女性。
単館ものなので、上映館は有楽町と渋谷の2館でしたがもちろん有楽町に。
上映10分前、有楽町のビックカメラ8Fの角川は月曜の昼間なのに、
すごい人でした。
そう、並んでいる方々はほぼ60代以上の女性。
この後にGIZA SIXに買い物に行くであろう
おしゃれをしたご婦人方の中に、人間ドックですり減った私が
座りました。
字幕での展開ですが、日本人目線でターシャさんの暮らしを
追いかけたドキュメンタリー。
NHKが今まで撮りためた映像を編集したようなイメージでしたが
劇場で観ると、あの庭の様子やコーギーの動きがとても素敵で
一緒にインタビューをしているかのような気持ちになりました。
印象に残ったのは
「スティール」という言葉。
ここでは静かな水という訳になっていますが
ご本人が直接語る「still」は、透明で澱みのない自然が生み出したもの
という意味でしょうか?
そして、ターシャさんはコーギーをこよなく愛していました。
コーギーを主役にした絵本が代表作です。
上の画像は、姉の家のコーギーですが、確かに
人懐っこい。
1830年代のアメリカが一番良かったと語り
手仕事をしながら、庭の花を摘み、コーギーと散歩をし、必ず16時には
アフタヌーンティを飲む。
なぜ、今日本の女性達が惹かれるのか?
赤毛のアンのその後の暮らしをそのまま生きた方ではないかと
思ったのは私だけでしょうか?
赤毛のアンは、架空の人。
ターシャは実在の方。
今はもうないのですが、25年くらい前まで、北海道の芦別に
私も雪が積もる時期に友人らと一度行きました。
そこは、やはり空想の世界観があり、キレイではあるけれど無機質な
アンの家がありました。
しかし、ターシャさんの家は、そこに暮らしてきたからこその
良い意味での匂いがある気がしました。
今私が取り組んでいる、地方創生の民泊も本当にそれです。
繋げてみたくなりました。
ここまで読んでいただき感謝。